ライティングは自分でできるセラピーである。文章を書くと自分が見えてくる
「文章の上手い下手」は関係ない。ライティングには感情を処理する力がある
ライティングは、思考の整理棚だ。
わたしは、ライティングを始めてから、人に愚痴や不満をほとんど言わなくなった。
こう書くと、なんだか人格者みたいに聞こえるかもしれない。
でも、違う!!わたしは聖人君子ではないw
もともと、人に甘えるのが得意なタイプではなかった。
子どもの頃、父は厳しいなんてもんじゃなく
もう、暴れん坊将軍だった。
お酒を飲んでは、私を怒鳴りつけたり、叩いたりした。
(※その詳しいエピソードは以前の記事に書いてあるので良かったら読んでほしい)
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わたしが言葉や文章にこだわる理由~「言葉で、文章で、伝える力が人生を変えることを体験したから
「言葉や文章で人間関係は変わる」「言葉や文章で、伝える力は人生を豊かにする」読んでくださりありがとうございます!新しいポストを受け取り、私の活動を応援していただくために、ぜひ無料で購読してください
父は飲んでは暴れ、
母は弟を溺愛し、
いつも私には
「おねえちゃんなんだからガマンしなさい」
というのが常套句だった。
なんて理不尽なんだろう。
別に好きで長女に生まれてきたわけじゃないのに……。
だから「人に自分の気持ちを言わない、言えない」
「なんかあっても自分でなんとかする」というクセが、
小さい頃から染みついていた。
そのクセの延長線上に、書くことを覚えた自分がいる。
文章の力、ライティングの素晴らしさを知ったわたしは
「言葉で、文章で、人に元気や勇気を与えたい」という思いが募り
ライター・コラムニストになった。
それが16年前のことだ。
文章は、思考を整理する
文章を書いていると自分の思考が整理される。
自分というものが見えてくる。
それは自分のため書く日記や文章でなくともそうだ。
たとえSNSの投稿文だろうが、
依頼されたメディアの記事だろうが、媒体の読者層が決まっていようが
ライティングを通して自分という人間を知らされる。
人のために書く文章でも自分というものが見えてくる。
真摯に文章に向き合うと
自分の思い、自分のやるべきこと、自分のあるべき姿が、明確になっていく。
だから、いい意味でわたしは
「人に言わなくていいことを、言わなくて済む」
ようになった。
人はモヤモヤしたりイライラすると、誰かに話してスッキリしたくなる。
それはとても自然なことだ。
人に愚痴を聞いてもらってストレス解消、それもときにはいいかもしれない。
でも、それは同時に、相手の時間を奪うことでもある。
いつも愚痴ばかり聞かされる方はたまったものではない。
文章に向き合うと、その「聞き役」は、人ではなくなる。
自分で、自分の聞き役になれる。
書いているうちに、自然と自分を客観視できるようになる。
私は本当は、何に怒っていたんだろう。 なぜあんなに悔しかったんだろう。
相手が悪いと思っていたけれど、相手はあの時こういう状況だったのかもしれない。
自分にこれからできることは何だろう。
この先、どう振る舞っていこう。
そんなふうに感情が「思考」に変わっていく。
愚痴とライティングの、決定的な違い
愚痴は、一時的にはラクになる。
誰かに聞いてもらえば、その瞬間は軽くなる。
でも、原因が解決するわけではない。
一方、文章を書くと、
私は何を望んでいるのか。 私はなんでモヤモヤしているのか。
なんで悲しいのか。本当の問題は何なのか。 じゃあ、私はこれからどうする?
という出口が見えてくる。
ここが、決定的な違いだ。
「余計なことを言わない」「言わなくて済む」ことで人間関係は良好になる
わたしは、ライティングを通して
人に愚痴をこぼすことがほとんどなくなった。
「愚痴や不満を漏らさなくなった」というより
「言わなくていいことを、言わなくて済むようになった」
というほうが正しいかもしれない。
「愚痴を言わなくなった」には、
どこか我慢や抑圧のニュアンスが混じる。
心に蓋をして言いたいことを、飲み込んでいる感じ。
でも「言わなくていいことを言わなくて済む」は、そうではない。
もう言う必要がなくなった、という話だ。
言いたいことを全部言うのが、素直さなのではない。
言わなくても、自分の中で消化できる力。
その力を、ライティングが育ててくれたのだ。
むしろ言わなくていいことは言わないのが大人。
自分の機嫌は自分で取れるのが大人の在り方だろう。
自分がご機嫌なら人に不快な思いをさせることはない。
コミュニケーションの質は向上する。
書くことは、人に伝える技術だけではない
ライティングは、一般的には「人に伝える技術」だと思われている。
でも、わたしはそうは思わない。
ライティングは、まず、自分を理解する技術だ。
自分が何を考えているのか。 自分が何に傷ついているのか。
自分が何を望んでいるのか。 これから、どう生きたいのか。
それが、書くことで見えてくる。
感情を、言葉に変えて。 言葉を、思考に変えて。
そして思考を、行動に変えられるようになる技術なのだ。
もし今、誰かに話したくてたまらないモヤモヤを抱えているなら。
その前に、一度、書いてみてほしい。
誰かに聞いてもらう前に、
まず自分が、自分の一番の理解者になってみよう。
答えは、案外自分の中にあるものだから。
神崎桃子
今日も読んでくださり、ありがとうございました。





桃子さん
素敵な記事をありがとうございます。
サブスタックはじめて同じように
愚痴らなくなったなって顧みれました。
言語化って素晴らしいですね。
桃子さん、こんにちは。
自分語りは、心理学のナラティブですよね。
書くことで整い、自分と出会い直す。
私も、セルフカウンセリングの効果を感じています😊